REDCapについて
Research Electronic Data Captureとは?
REDCapは、米国Vanderbilt大学が開発したデータ集積管理システムです。臨床医、看護師など、IT専門家でなくとも誰でも簡単にWeb上でデータベースの構築と管理ができ、多施設のデータを簡単安全に集積できるシステムで、アカデミック医学研究では世界標準になりつつある画期的な臨床研究支援ツールです。九州大学はVanderbilt大学と正式にライセンス契約を締結し、システムの使用権が許諾され、九州大学全学の皆様に使用していただくことが可能になっております。九州大学の職員が主体となって行う研究に関しては、多施設共同研究として学外の方もご利用することが可能です。
- Webベースの安全なシステム
- セットアップが簡単
- 多彩な出力形式に対応
- 入力型、値の範囲、入力条件による表示項目の分岐制御などが可能
- 監査証跡機能(変更履歴がログで残る)
その他、多数の便利機能があります!
利用申請
ご利用前に、プロジェクト管理者もしくは代表者の方にプロジェクト申請を行っていただく必要があります。
ご利用の流れは右図の通りです。
まずは、下記メールアドレスまでお問合せください。
rc_help
その他、
- 自施設にREDCapを導入したい方(環境構築サービスを承っております。)
- 一緒にバリデーション作業を行っていただける方
- REDCapをお使いでお困りの方(ヘルプデスクを設けております。)
上記メールアドレスまでお気軽にお問合せください。
利用料金
九州大学ARO次世代医療センター料金規定
例1)学内/登録・割付なしで1年間ご利用の場合
サーバー管理(10,400円/月×12ヵ月)+ヘルプデスク(基本料金23,200円/月×3ヶ月)
+ユーザ管理(23,200円/月×2か月)
=240,800円
例2)学内/登録・割付ありで1年間ご利用の場合
サーバー管理(10,400円/月×12ヵ月)+ヘルプデスク(基本料金23,200円/月×3ヶ月)
+ユーザ管理(23,200円/月×2か月)+登録システム構築(121,600円/2人日)
+割付計画書作成(60,800円)+割付報告書作成(60,800円)
=484,000円
情報セキュリティについて
- データセンター職員は、九大の規定に従って部署内で定期的に情報セキュリティ教育を行っています。
- サービスを提供しているサーバーについては、専任の担当者が適切にセットアップを行い、
年に1回、外部業者による脆弱性調査を行って適切に管理しています。